知名度が高く利用者も多いFX取引ですが、やってはいけないことがいくつか存在します。

特にFX初心者の場合、知識や経験が不足しているため本来であればやってはいけないことを、知らず知らずのうちにやってしまうことがあるかと思います。


ここでは、FX取引でやってはいけないこと、特に初心者がやってしまいがちなことを紹介していきます。

取引の際の参考にしてみてください。




FX取引で気を付けるべきこととは?


今回解説する、FX取引を行う上で注意したほうがいいことは次の4つです。

順に解説していきます。


FX取引で気を付けたほうがいい4つのこと
  • なんとなく取引をする
  • 損切りをしない
  • 常に最大レバレッジを設定する
  • 負けをすぐに取り返そうとする

何となくの取引をする


FX取引の基本的な取引方法は相場状況を見て将来の相場の変動を予測し取引を行うというものです。

利益を出すためには、FXに関する知識や技術が必要不可欠で運に任せて利益を出せるほど簡単なものではありません。


しかし、初心者の中にはFXをギャンブルのようなものと捉え、自分の勘や運頼りの取引をする方がいます。

これでは、安定して利益を出すことはできません。

運が良ければ一定の利益は出せますが、そのような幸運は長くは続かないはずです。

場合によっては大きな損失を発生させてしまうので、何となくという理由で取引をするのはやめましょう。


損切りをしない


損切りとは取引で損失が発生することが確実となった時、最小限の損失で済むように早めに取引を終わらせる行為のことですが、これをやらないのも初心者にありがちなミスになります。


相場は増減を繰り返すのだからこのまま置いておけばまた上昇すると考えて放置した結果、上昇せずそのまま強制ロスカットとなり取引終了になってしまう

というのは、慣れていないころによくやってしまう大きなミスです。


たしかに相場が上向きに動く可能性はありますが、その判断を見誤れば損失に直結します。

これを避けるには、必要なタイミングで損切りすることです。

あらかじめ損切りタイミングのルールを作るなどをして、損失発生時には最小限で済むよう徹底して行いましょう。


常に最大レバレッジを設定する


取引を有利にするレバレッジですが、その設定にも注意が必要になります。

よく初心者の方がやってしまいがちなのが、設定可能なレバレッジを常に最大にするというものです。


たしかにレバレッジが高ければ高いほど、少額でも取引を有利に進められるようになり、勝った際の利益も大きくなります。

資金1万を実質100万円や200万円として取引することも不可能ではなく、この金額で勝てれば利益も大きくなるのは間違いありません。


しかし、FXとはレバレッジを高くすればするほど損失も同時に上昇するという仕組みとなっているため、負けてしまえば相応の損失が発生してしまいます。


安定して勝つことができて、損失発生時も適切に損切り等を行えるのであれば、そこまで大きな損失にはなりません。
ただ、初心者でそこまでできる方はほとんどいないでしょう。

設定するレバレッジは、必要に応じて調節することが必要です。


負けをすぐに取り返そうとする


FXはその性質上、熟練者であっても勝ち負けを繰り返しながら利益を増やしています。

そのため、例え負けが重なってしまっても、結果的に利益の方が多ければ良いと割り切って行なうべき取引と言えるでしょう。

しかし、負けを許容するというのは意外と難しいものがあります。

特に初心者の方の場合、負けをすぐに取り返そうと躍起になって取引する方は多くいるようです。


しかし、これは危険な取引なので絶対に行ってはいけません。


FXで利益を出す場合、冷静に勝てるタイミングに取引を行うのが重要となります。

負けた分を取り返すためという理由で取引を行おうとすると、冷静な判断ができずに本来であれば取引しないようなタイミングや、取引してはいけないタイミングで取引してしまう可能性が高まってしまいます。


感情的になって動くのではなく、冷静に取引タイミングを見極めてください

まとめ


ここでは、FXに不慣れな方がやってしまいがちな、やってはいけないことを紹介しました。

今回ご紹介した、FXをする上で気を付けるべきことは以下の4つです。

  • なんとなく取引をする
  • 損切りをしない
  • 常に最大レバレッジを設定する
  • 負けをすぐに取り返そうとする

FXで安定して利益を出していくには、やってはならないことをやらないということが重要となってきます。

そのためには、何をやってはだめなのかを知り、知識や技術を習得し経験を積んでいくことが必要です。

FXに必要な勉強をしっかりと行うようにしましょう。